soup


デザイナー: 村越淳
素材: 和紙、ポリエステル、ラバー
プロセス: 和紙で型紙を作り、縫製して立体的な形状を作成した後、内側に液状ラバーを流し入れコーティングしている。

スープは食事後にお皿がきれいさっぱり片付き、残すところがありません。それだけでなく、仕込みに時間はかかるが家庭でも作れる単純さ、一つとして同じモノのない個性的にカットされた素材のかたち、まな板から流し込まれる瞬間の豪快さ、お皿によそわれる中身のランダムさなど、多彩な表情を持っています。本作品は、製品の形状を決める型も作品の一部とすること、一つ一つに個性が生まれるようなランダムさの余地を残すこと、特別な技術を使用せずに単純な製造工程であることを前提条件としたCMFの実験としてスタートしました。作り手の日々刻々と変化する気持ちの変化を作品の価値に昇華させることが、根底にあるコンセプトです。

展示:

Experimental Creations at VENTURA LAMBRATE: Material Experiments
Experimental Creations at VENTURA LAMBRATE: Material Experiments
Experimental Creations #002
Experimental Creations #002



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