Oriental Loops


デザイナー: 福定良佑
プロセス: 平面パターンを参考に、Rhinoceros で鎖状に繋げることが可能な立体形状を5種類作成。
鎖状に繋ぎ合わせた立体物を幾つかのスケールに展開し、3D プリンターで出力。
ポリアミドとポリカーボネイトライクの 2 種類の素材で出力された形状を部分的にカッパー、ゴールド、シルバーのめっき処理にて後加工。

3D プリンタの機能として、継ぎ目のないリング状の形がつながりあったまま出力できるという特性をいかし、リング状の形を反復することでできる 3 ディメンショナルなテクスチャー表現の可能性を考察しました。これらのパターンは、古くから平面状で考案されてきた日本的なパターンをインスピレーションとして立体へと進化させたものです。出力した素材にめっき加工を施すことで、さらに現代的で深みのある素材表現が可能です。これらの素材は、筒状にしてランプシェードにしたり、モジュールとして繋ぎ合わせ、吊るしてパーテーションにしたり、小さいスケールでアクセサリーにしたりと、様々な展開が考えられます。
協力:株式会社真工社

展示:

Experimental Creations at VENTURA LAMBRATE: Digital Experiments
Experimental Creations at VENTURA LAMBRATE: Digital Experiments



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