OSB+
デザイナー: 元木大輔
素材: 木材など
建物の壁の下地としてよく使われる、比較的安価でポピュラーな工業生産品でOSBという板があります。
チップ状の木材をプレス加工で板にしているため面の表情に特徴があり、それを生かし仕上げとして使われることも多くなってきました。
表面のクリア塗装をチェック状にしたり、加工する手前のチップに着色をしたり木以外の素材を混ぜ込むことで、カモフラージュ模様のような表情を持たせたものがOSB+です。
既存の良いところはそのままに、少ない操作によってできるだけ大きな変化を起こせないか。
見慣れた素材や日常的なものが「あたりまえ」で無くなるような、少し大げさにいえば、目の前の物へのまなざしそのものが変わることで風景が変わるような、そういうきっかけになればいいなと思います。
展示：
